STIEBELの歴史

スティーベルの歴史

世界の快適さを塗り替えてきた技術

1924年に投げ込みヒーターを発売して以来スティーベルエルトロンは何十年もの長きにわたり、ヨーロッパをはじめ世界中に、住環境を快適にするための数々の先端技術を提供してきました。
卓越した品質とお客様本位のアフターサービス実施などで高い評判をいただき、現在では世界に26に及ぶ子会社ならびに代理店網を擁しています。

Made in Germany-高品質のセオリー

スティーベルが世界の皆様から愛されている理由の1つは、世界中どこにおいても高品質であるというコンセンサスがあるからです。
設計や材料・部品の設定から始まり厳しい最終検査にいたるまで、製造の各段階におけるたゆまぬテストアンドトライによって維持される品質の高さは、新製品の開発にあたって、プロジェクト全体の実に30%の費用が品質保証に費やされているという事実が物語っています。

このような品質とサービスを世界中のお客様に認めていただいた結果 、スティーベルグループは約5,500名の従業員を擁し、2022年の年間販売額は11億ユーロ(約1,600億円)以上を達成しました。

様々な住環境を支える製品群

スティーベルの製品は、蓄熱暖房器のほかにもパネルヒーター、大理石ヒーター、電気温水器、ハンドドライヤーさらにソーラーシステム、ヒートポンプ、排熱回収機能つきの換気システムなど環境にやさしいエネルギー商品まで多岐にわたっています。

日本スティーベルの誕生

日本スティーベル株式会社は、昭和61年設立致しました。
その後、スティーベルエルトロンインターナショナル社とのジョイントベンチャーとなり現在に至っております。

ヨーロッパで長い間親しまれて来たレンガによる「長時間・快適」な暖房に20世紀半ばに転機が訪れました。
1930年代以降とりわけ戦後に電気・石油・ガスなど新しいエネルギーが普及したため、薪や石炭の補充や煙突の掃除などのメンテナンスを伴う暖炉やペチカは、時代遅れのものになってしまったのです。

そこで1960年代にドイツに誕生したのが、安価な深夜電力によってレンガに熱を貯える蓄熱式電気暖房システムです。
電気温水器や給湯器などの開発により、住環境に快適な環境を提供してきたSTIEBEL ELTRON社は、その経験と技術を生かして1968年に蓄熱暖房器を発売しました。

その製品は、レンガがもたらす温もりの快適さを知っているヨーロッパの人々に瞬く間に受け入れられ、その後も蓄熱暖房器はヨーロッパ各国をはじめ世界中で親しまれ、誕生から40年以上経った現在までに販売された製品は実に1000万台以上。

世界各地に販売網を持ち、トップシェアを誇るスティーベルエルトロン社製の蓄熱暖房器は、日本法人として日本スティーベル株式会社で販売開始し、20年で15万台以上と多くの皆様にご愛用いいただく程になりました。
その背景として、省エネルギーと住宅の高断熱高気密化が進み電化住宅設備機器が注目を集めるようになったこと。高齢化が進む中で住宅の安全性や快適性など、住宅に対する消費者意識が変わったことなどが要因として上げられます。

今後も当社は蓄熱暖房のトップメーカーとして、蓄熱暖房の普及拡大や各電力会社と協力をして、電化機器の普及拡大に全力を尽くします。

STIEBEL ELTRON -Network in the world-

STIEBEL ELTRON製品は、世界中で販売されています。

世界中のお客様に、世界中の26の子会社および販売代理店さまのネットワークを通じ、本社ドイツからの製品の情報、そして信頼と安心を発信しています。
今後も、世界中のお客様に、愛される製品を製造してまいります。

STIEBEL ELTRONのネットワークエリア