環境に対する姿勢

自然環境にもやさしいスティーベルの先端技術

私達の目的は、スティーベルの全てのお客さまが求めている快適性、安全性、そして良心的なサービスを保ちながら、経済性と環境保護性に秀でた製品を提供することだと考えています。

私達の製品の品質は、たゆまぬテスト&トライの結果として維持されています。新製品の開発にあたって、プロジェクト全体の実に30%の費用が品質保証に費やされています。

スティーベルは、環境保護と省エネルギーを両立させるシステムと機器の開発を目指し、新製品やシステム設計の段階から環境保護ということを考えます。 研究スタッフは、新製品の設計に当たって、全ての部材が環境基準に適合しているか否かを確認しています。
また、廃棄物として適正であるかも検討し、最後に省エネルギーや環境安全基準に関する厳格な調査が製品開発の全ての過程で行われます。 さらに、製品のリサイクル性や環境への安全性を改善するため、常に部材の試験やよりよい新素材の開発に取り組んでいます。

私達は、品質、技術、環境保護、サービス、全ての面でお客さまのご満足をいただく努力を続け、これからも、環境にやさしい製品の開発やシステム化を最優先し、培った先端技術の数々を駆使して、住環境を快適にするための製品をお届けしてまいります。

環境にやさしいエネルギー製品としては、ヒートポンプ、ソーラーシステム、排熱回収機能付換気システムがあります。

再生可能なエネルギーとともに、さらなる未来へステップアップ

スティーベルエルトロンは、30年以上も前から再生可能なエネルギーの導入に向けた研究・開発に真摯に取り組んできました。 近年の気候の変動や各国におけるエネルギー政策の新しい方向性、化石燃料等のエネルギー価格の高騰といった背景からも、再生可能なエネルギーの需要は今後ますます伸張されることが想定されます。

ヒートポンププラント開会式にて

ヒートポンププラントを稼動スタート

2007年5月、ドイツ本社工場内に6,000㎡の大規模なヒートポンププラントが完成。将来的には5生産ラインで年間4万台のヒートポンプの製造を予定しております。大気や地中熱、地下水等の再生できるエネルギーを活用したヒートポンプの需要は、今後ヨーロッパだけではなく世界各国で主流になることでしょう。スティーベルエルトロンは世界中に拡がるスティーベルグループのネットワークを通して、世界中のご家庭や企業へお届けしてまいります。

省エネ&エコロジープロジェクト【暖房と換気に関する実証試験】

スティーベルエルトロンのオーナーであるウルリッヒ・スティーベル博士が提唱するプロジェクト「ブロンベアヴェーグの住宅設備」が、2000年にドイツ・ハノーファで開催された国際博覧会EXPO2000で話題となりました。
提唱された新しい暖房設備は、主に化石燃料の使用を削減し、再生可能なエネルギー源の広範囲に及ぶ利用を可能にしようとするものです。

このプロジェクトはドイツ・ニーダーザクセン州政府や欧州委員会(THERMIE)から資金援助を受け、環境先進国であるドイツが推奨しているエネルギーシステム(OCES2000)を視野に考慮されたものです。